特定の条件で実行できるコマンドを作る
この記事は、「基本編」の内容を前提に記述しています。
先に、「基本編」を読んでください。
普段は表示されていないけど、ある条件を満たすと解禁されるコマンド(ボタン)を作ります。
汎用
ある条件、例えば、プレイヤーの属性・役職・称号・特性・所持アイテム…などによって、実行できるコマンドを変えます。ここでは、プレイヤーが「男」であった場合に実行できるコマンドを作ってみます。
「男用コマンド」というラベルにジャンプするように、以下のコードを、ボタンを表示したい箇所に記載します。
[if exp="f.性別 == '男'"]
[jump target="*男用コマンド" ]
[else]
[endif]
変数を変えれば、様々な条件でできます。
性別のように、1つのプレイヤーにつき1つで済む場合は良いですが、所持アイテムや、特性などのように、1プレイヤーが、複数所持している場合があるものについては、下のように記載してみます。
[if exp="f.魔法書 == 1"]
[jump target="*魔法書コマンド" ]
[else]
[endif]
属性や、アイテムの実装方法は、別の記事で解説します。
その後は、それぞれのラベルの下に、ボタンを設置してください。
ボタンに階層構造を持たせる際など、「else」の後には、「実行できるコマンドがない時」の処理を書き込んでもよいです。例えば、メッセージを表示し、基本の育成画面に戻る、など。
特定のターンに実行できるコマンド
あるターンになると、そのコマンドを実行できる(ボタンが表示される)ようにします。
[if exp="f.ターン == 1"]
[jump target="*コマンド1" ]
[elsif exp="f.ターン == 2"]
[jump target="*コマンド2" ]
[elsif exp="f.ターン == 5"]
[jump target="*コマンド5" ]
[else]
[endif]
ここでは、ターンが1と2と5の時に、特定のコマンドが実行できるようになります。
特定ターン以降に実行できるコマンド
上の応用です。あるターンを過ぎると実行できるようになるコマンド。
[if exp="f.ターン >= 4"]
[jump target="*コマンド4" ]
[else]
[endif]
これで、ターン4を過ぎると、コマンドが実行できるようになります。
○ターン経過後に実行できるコマンド
これについては、別の記事で。